中古マンションへの住み替え

中古マンションや賃貸マンションに住み替えたいと思う人は、おそらく現在の住居に何らかの不満があることでしょう。家族の人数に対して部屋数が少ない、職場や繁華街からの距離が遠すぎる、日当たりや通風が悪いなどです。しかし、都心近くに職場を持つ人などは、簡単に一戸建て住宅を購入する選択をすることもできません。将来的にあ一戸建て住宅や新築マンションを購入したいと考えている人が、一時的な住替えとして中古マンションや賃貸マンションを選ぶというケースもあります。
現在独身で一人暮らしを続けたいという人であれば、ワンルームでも特に不自由を感じることはないかもしれません。しかし、結婚をしたばかりのときや子供が大きくなりかけた頃には、それまで済んでいた部屋を手狭に感じてしまいます。
一般に、快適に暮らすことのできる住戸の専有面積として、3人家族では75平方メートルが標準的といわれています。75平方メートルという数字だけではなかなかイメージはしにくいところですが、個室3部屋にL(リビング)とD(ダイニング)、K(キッチン)がついた3LDKタイプの部屋がこれにあたります。子供が小さなうちなら、4人家族でもややゆとりをもって生活できるほどの広さでしょう。
個室なら6~8畳、リビングやダイニングは12~13畳、キッチンは3~4畳くらいはほしいところです。これよりも小さい部屋になると、ダイニングテーブルやソファーなどを置いてしまうと通路スペースが確保できないといった問題が出てしまいます。